LINE広告でアドアフィを収益化させる方法

こんにちは、井口です!

ここ半年くらい、LINE広告の運用を触っていたのですが、何となくコツを掴めてきたなと感じていますので本日はそれを共有できればと思います。

まずこちらは今年の2月~8月(現在も運用中)にかけての結果です。

約430万円の広告費で約780CVを獲得しました。

LINE広告の管理画面上のCV数とASP上のCV数は乖離が激しいので実際のCV数は550件ほどですが…

それでもCPAはしっかりと合っているので利益もちゃんと出ています。

尚、今回扱っている商品には、

・100~150件/月(月により変動)の獲得上限

という縛りがありました。

いくらCPAが合っていても広告主から決められた上限があるのでイケイケどんどんで踏めません。

そこだけがすごく歯がゆかったです…。

とは言え、LINE広告運用のコツは少しは掴めたかなと思いますのでシェアしておこうと思います。

 

ちなみにこの実績は、アリウープの広告運用チームのメンバー1人が出した実績です。

初稿の記事LPとCRのフィードバックを僕が行ないはしましたが(軽い修正程度)その後はCRこそ少し手を加えていますが記事はほとんど触らずに半年間利益を出し続けています。

 

LINE広告でアドアフィするなら必須の設定

まず、LINE広告で収益化するためには、LINEの市場規模がバカでかいということを理解しなければいけません。

LINE公式サイトによると2023年6月の時点で月間アクティブユーザーが9,500万人います。


※引用:LINE公式サイト

日本人の人口が約1億2,000万人ということを考えると、ほとんどの人が使っていることになります。

「広告媒体」としてもドでかい市場規模であることがわかりますね…汗

この前提がありますので、ただ単にLINEに広告を出したところで、

紹介したい商品・サービスに興味の無い人

にも広告が配信されてしまいます。

となると・・・

費用対効果(CPA)が全く合わなくなってしまうことがしばしばです。

つまり、市場が大きすぎるからこそ、

広告を配信する際のターゲット設定

が重要ということになります。

 

そこで、LINE広告でアドアフィを実践する時にぜひ使っていきたいのが、

電話番号アップロード機能

という機能です。

このブログでも以前お伝えしたかもしれませんが…LINE広告の電話番号アップロード機能がすごく良いんですよね。

電話番号アップロード機能をざっくりとおさらいしておくと、

実際にCVした人の電話番号をアップロードする

という機能です。もちろん個人情報なので暗号化してアップロード可能です。

そのため、自分が運用している広告アカウントに広告主がアップロードしてくれます。(アフィリエイター側からはアップロードデータの中身は確認できない)

そのアップロードした”実CVした人の電話番号データ”から類似オーディエンスを作成すると、

既にCVした人と似たようなターゲット(類似オーディエンス)に広告を配信することができる。

つまり、

最初からCVしやすい(商品・サービスに興味を示してくれそうな)ユーザーだけに広告を配信することができる

ということですね。

先程も触れましたが、LINEは日本人のほとんどが使っているので市場がバカでかいです。

だからこそターゲティングを絞らないと色々な人に広告が表示されて全くCPAが合わない…なんて事になりやすい媒体です。

なので、電話番号アップロードを使用した類似オーディエンスでの配信が必須になると考えています。

 

類似オーディエンスの%について

LINE広告は、元データ(実際にCVしたユーザー)の情報を元に1%~15%の範囲で類似オーディエンスを作成できます。

1%~15%の数字はオーディエンスサイズで、ソースとなるオーディエンス(電話番号アップロードしたCVユーザーのリスト)に似ているユーザーリストをサイズ別に自動で抽出してくれます。

▼類似1%なら約83万人

▼類似5%なら約418万人

そして結論から言うと類似オーディエンスの%は、

1%~3%

をそれぞれ作って運用していくのが良いと判断しています。

 

類似オーディエンスを量産しておく

類似オーディエンスの%が複数あるので判断が難しいのですが、覚えておくべきなのは類似1%が必ずしも良いとは限らないということです。

類似オーディエンスは1%が一番良いと勝手に錯覚している運用者(僕もそうでしたw)が多いようですが、実はそんなこともなかったです。

弊社で類似3%でずっと運用しているキャンペーンでもしっかりと利益が出続けています。(CPAもさほど変わらない)

また、もし最初に類似3%で運用していたとしても、CPAが合わなくなってきたら類似1%で出稿し直すとバッチリCPAが合う(CRと記事LPは全く同じ)ということもありました。

つまり、

類似オーディエンスの%はテストすることが前提

ということを考えておいた方が良いです。

CPAが合わなくなってきたらCRや記事LPに手を加えるのも一つの手ですが、類似の%を変更するだけでフェニックスのように復活することもありました。

これらのことから、LINE広告でアドアフィで収益化させるには、類似オーディエンスをうまく使いこなすのが必須ということになります。

そして、いざ類似オーディエンス3%で出稿して最初はCPAが合っていたけれどその後CPAが合わなくなってしまった…

そんな時のために、最初から類似オーディエンスは1%~3%すべて作っておくことをオススメします。

類似オーディエンスは作ったその日に使えるわけではないのでいざという時のために最初から作っておきましょう。

 

類似オーディエンスの作り方

作り方はとてもカンタンです。

まず、ASP経由で広告主に実際にCVしたユーザー(直近1~3ヶ月以内のユーザーが望ましい※理由は後述)の電話番号リストをアップロードしてもらいます。

電話番号リストをアップロードしてもらうには、

MENU→オーディエンス→+オーディエンス作成→電話番号アップロード

この手順で表示される「アップロード用のURLを発行・コピー」でコピーをクリックします。

それをASP経由で広告主に送りましょう。完了したら「完了しました」と連絡がきます。

 

正常にアップロードされるとこのようにオーディエンスリストに出てきます。

これで準備完了です。次に類似オーディエンス1%~3%を作っていきます。

+オーディエンス作成→類似オーディエンスとクリック

オーディエンスソース→アップロードしてもらった電話番号リストを選択

オーディエンスサイズ→手動に変更して1%を選択→保存

これで、類似オーディエンス1%が作成されました。

同じ要領で類似オーディエンス2%と3%も作成できます。

作成した類似オーディエンスは1日後くらいに使えるようになります。

 

電話番号リストのリフレッシュ化をしよう

類似オーディエンスを作成するためには元データ(実際にCVしたユーザー)が必要になります。

この元データ(実際にCVしたユーザー)ですが、一度広告主にアップロードしてもらうだけではダメです。

個人的には1~2ヶ月に一度、最低でも3ヶ月に一度は直近のCVユーザーの電話番号をアップロードしてもらう方が良いと考えています。

そして、新しくアップロードしてもらった電話番号リストで新しく類似オーディエンスを作るのが良いです。

理由としては、

CVしたユーザーの質

に関係してくるのですが、例えば6月に商品を購入したユーザーと1月に同じ商品を購入したユーザーの「買った理由」は異なりますよね。

夏前からバカ売れするダイエット商材(サプリやジムの来店プロモーションなど)を例にみてみましょう。

 

6月に購入したユーザーは、

「夏になる前までに痩せなきゃ!!」

というモチベーションでその商品を購入しています。

では、1月に購入したユーザーの心理は同じか?違いますよね。

1月に購入したユーザーは、

「お正月太りしたから痩せたい…」

こういうモチベーションで商品を買うでしょう。

・夏までに痩せたい
・お正月太りを解消したい

これら2つは「痩せたい」という気持ちは同じだけれども「痩せたいと思う理由」は同じではありません。

普段全く太らない人もお正月になると食欲が増して太ってしまうことだってありますよね。お餅とか食べたいですもんね。

そんな人たちが集まったリストを6月に配信する広告セットで使うとCPAがなかなか合わないのも理解できると思います。

なんとなく伝わりますかね…?

要は、1ヶ月~3ヶ月という期間で電話番号アップロードのリストはリフレッシュして、

自分が広告を運用したい日からなるべく近いCVユーザーのリスト

に配信すべきということですね。

これを意識しているだけで長期的な収益化に繋がっていきます。

 

実際、弊社でも3月~7月まで同じCVユーザーリストで作成した類似オーディエンスで運用していたのですが、

3月→ROAS 190%
4月→ROAS 172%
5月→ROAS 225% ※GW期間だけ運用
6月→ROAS 145%
7月→ROAS 118%

このように、徐々にROASが悪化していきました。

5月はあまり予算がもらえずGW期間だけの運用でたまたま絶好調でしたが、全体的に毎月ROASが合わなくなっています。

そして8月に電話番号リストをリフレッシュしてそのリストを元に作成した類似オーディエンスで運用したら、

8月→ROAS 146%

と、ROAS改善できました。

もちろん、CRと記事LPを触っていないというのもありますし、成約しやすい時期などの関係もありますが、電話番号リストをリフレッシュする効果はあるかなと思います。

 

運用のベストプラクティスについて

LINE広告で収益化するために大事なことは、

最適化機能

これも重要だと思っています。

LINE広告の最適化機能はめちゃくちゃ正確です。最適化が終わるとマジでCPAがキレイに合い始めます。

「最適化機能って信用できない…ぐぬぬ」

と感じている運用者も多いと思いますが、LINE広告はマジで信用できます。

そのため、LINE広告でアドアフィリで収益化するには、

いかに早く最適化を完了させるか?

が大事になってきます。

ちなみにLINE広告の場合、

広告グループ毎に40CV

が最適化の期間です。

40CVに達するまではCPAがブレたりするのですが、40CVを通過すると本当に安定します。

早く40CVを達成できるように運用しましょう。

 

広告セットの最適化がリセットされる期間

今回運用している案件は予算が決まっている案件なので、

最適化リセット問題

がネックでした。というか今でも月初はハラハラしています。笑

せっかく完了した最適化もある一定の期間広告セットを止めてしまうと最初からになってしまうのです。

弊社の場合、だいたい1週間くらい放置すると最適化された広告セットがリセットされて再開時に学習が最初からになりました。

最初からになった広告セットでは正直ROASが合わなかったです。

そのため、月初でCPAが全然合わなければ、先月調子が良かったキャンペーンは捨てて新たにキャンペーンを作って広告セットをイチから最適化するということもしています。

念のため先月のキャンペーンを再開する形で月初に運用開始するのですが、初動でCPAが合いそうになければすぐに上記の戦略に変えます。

一度、ズルズルと先月のキャンペーンを運用していた時期もあったのですが、一向にCPAが安定しなかったことがあり、どれだけ優秀なキャンペーンでも見切るのは大切だなと感じました。

 

まとめ

いかがでしょうか。

LINE広告でアドアフィで収益化させるためには、

・電話番号アップロードは絶対使う
・類似オーディエンスは1%~3%がベスト
・電話番号リストは1~3ヶ月でリフレッシュ
・最適化機能を信用して早めに学習を終わらせる

この辺りを重視して運用するとLINE広告は大きな成果に繋がられるかと思います。

案件や状況によって変化はあるかもしれませんが、

直近のCVユーザー電話番号アップロード→類似オーディエンス

このセットはどんな案件でも必須かな~という感じですね。

参考になると幸いです。^^

 

それでは本日は以上です!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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2件のコメント

いつも情報ありがとうございます。
LINE広告もマニュアルに載せて欲しいです。
よろしくお願いします。

宝当さん、コメントありがとうございます!
意外と簡単に出稿できるので、まずはご自身で実践してみてください^^

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