こんにちは、井口です!
TikTok広告には他の広告媒体と同じように最適化機能がありますよね。
ただ、最適化と言っても下記2パターンがあります。
・ラストCV最適化(最終CVでの最適化)
運用していく上でどちらの方が良いのか調べてみたので共有できればと思います。
基本的にはラストCVがベスト
TikTok広告の担当者に聞いたところ、
という事でした。
最適化をかけるという事は配信の精度を高める事が目的なので、やはりラストCV最適化が良いようです。
ただ、個人的に思う事としては、
この流れで最適化するのが良いと思っており、その意味を解説していきます。
最適化完了までのハードルが高め
TikTok広告で最適化を完了させるためには、
させる必要があります。
これは単純計算で行くと、
つまり、1週間のうち1日に7~8件のCVを発生させる必要があります。
もしラストCVで1日7件のCVを獲得するとなると、1日の予算は少なくとも3万円以上必要になってきます。
ただ、CVポイントをリダイレクト遷移(MCV最適化)にすると、
で済みます。
1日の予算も1万円以内で済む事が大半です。
1日の予算をもう少し上げると、2~3日で最適化が完了する事にもなります。
下記は実際に弊社で運用している案件なのですが、1日の予算を3万円にしてMCV最適化で広告セットを運用する事で1日で44CVを達成しています。
このようにMCV最適化の場合は、
というメリットがあります。
ただし、精度はラストCVに劣るという事実は避けられません。
では、どうすべきなのか?
1週間に50CVを達成させるのが何よりも大事
TikTok広告の基本的な考え方として、
という事が良い広告運用につながっていきます。
もちろん最適化の精度が高ければ高いほどROASも合います。
だとしたら・・・
このように考えるのが普通ですよね?
ただ、これは大きな落とし穴なんです。
TikTok広告のアルゴリズムとして、
という前提条件があるからです。
上記の表現は語弊があるかもなので言い直すと、
という事ですね。
そのため、ラストCVで最適化を目指すのであれば1日7~8件のCVを確実に狙っていかなければいけないのです。
結局、この考えに行き着きます。
そのため、TikTok広告の最適化運用では下記のフローがベストだと思っています。
↓
ROASが合う
↓
別の広告セットでラストCVでも運用してみる
最初に運用するMCV最適化で、だいたいどのくらいのROASが出るのかを判断します。
作成した記事とクリエイティブはちゃんとCVが出るのかを確認するという事ですね。
かなり良い数値ならばラストCV最適化の広告セットを新たに追加します。
そうする事で、
この流れが今のところベストかな~と実感しています。
特にアフィリエイトでTikTok広告を運用する場合は、このフローがオススメですね。
TikTok広告は進化が激しいのでここで書いている事が必ずしも通用するとは限りません。
ただ、赤字を出す事を少しでも避けたいのであればオススメフローなので、参考になると幸いです。
というわけで本日は以上です。
またTikTok広告関連で共有できる事があればブログに書きますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
みやきみです。今回も興味深く拝読しました。
TikTokさんの側でもきっと、AIの精度を上げるなど日々いろんな改良をされていると思うので、
現時点での最適な方法を見つけ、運用していかなければと思いました。
ありがとうございました。
みやきみさん、コメントありがとうございます!
TikTokも広告媒体としてかなり有力なので、
試行錯誤しながら攻略していきたいですね!
また何か情報があれば更新しますね^^