こんにちは!井口です。
最近、ちょっと高めのグラスでコーヒーを飲んでいるのですが、いつも飲んでいるコーヒーなのに味が美味しく感じます。
いや、確実に美味しくなってます!!!
高級レストランなどは食器にも拘ると聞きますが、何となくその理由が分かったような気がします。
良いモノを使うと気持ちもテンションも上がるので、費用対効果の良い投資になりますね。まぁこのグラスは貰い物なんですが…。
さて、最近Netflixで話題の「地面師たち」というドラマはご存知でしょうか?
Netflixシリーズ『地面師たち』
7月25日(木) 独占配信スタート“こいつら全員、土地《トチ》狂ってる―”
前代未聞!100億円を巡る驚愕の不動産詐欺事件。
騙し、騙され、奪い合う。
手に汗握る駆け引きと「欲望」渦巻くクセ者たち、
最後に笑うのは誰かー?#綾野剛 #豊川悦司#地面師たち— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) July 18, 2024
僕もTikTokか何かの宣伝で見つけて、あまりにもSNS上で絶賛されているから気になって観てみたんです。
役者さんの演技がすごくリアルで(地面師たちのリアルな感じの正解は知りませんが笑)、1話終わる度に次が観たくなり…2日くらいで一気観してしまいました。
中でも、ピエール瀧さんの演技がすごくて、エセ関西弁が微妙~だの言われているみたいですが個人的には好きです笑
で、そのピエール瀧さん演じる「後藤」という人物の口グセに、
「もうええでしょう~」
という言葉があります。
関西人なら絶対に使わないこの言葉。笑
作中で何度も何度も言ってることもあり、ちょっとしたバズり要素になってたんですよね。
挙句の果てには、Netflixの公式Xでもネタにするほど。
「もうええでしょう」
『#地面師たち』から、聞けば聞くほど癖になる後藤(#ピエール瀧) の常套句をバリエーションでどうぞ。
絶対決めたい商談や、長引く打ち合わせに使ってみては?#TokyoSwindlers #PierreTaki pic.twitter.com/K4fee1SGGW— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) August 6, 2024
これってアドアフィで言うところの一種の切り口だと思っており、地面師たちというドラマには興味はないけれどこのXを見たら何となく気になる…
↓
「地面師たち」観てみようかな…
という興味付け(フック)になってる感じですね。使い方うまいです笑
で!
僕は、こう思ったわけです。
「もうええでしょう〜」って
CRの冒頭で使ったら反応良さそう🐙— 井口たいき|株式会社アリウープ取締役 (@taiki_alleyoop) August 9, 2024
1ヶ月半ほど前に思いついたこの仮説ですが、結果として表れましたので共有しようと思います!
「もうええでしょう」を活かしたCR作り
これ、当初は、
「そのまま使ってみようかな~」
と考えていたんですが、すぐにパクられるだろうし、そもそも誰でも思いつきそうなアイデアなので面白くないな~と。
なので派生させて、こう考えてみました。
今、標準語で喋ってもらってるCRを
シナリオそのままで関西弁にしたらどうかな?
考えみれば関西弁で撮影してるCRってそんなに多くないな~と思っていて、あえて関西弁にする事でそれが「手を止めてもらえる理由」になるかも?と考えました。
そして、標準語で喋ってもらっているシナリオ内容をそのまま関西弁にして撮り直してもらったんです。
あえてエセで作っても良かったんですが、たまたまCRの撮影をお願いしていた演者さんが関西人だったということもあり、本物の関西弁で喋ってもらったんです。
つまり、同じ演者さんに、
標準語で喋ってもらうパターン
関西弁で喋ってもらうパターン
それぞれ2パターンの撮影をお願いした形ですね。
で、僕もこう見えて生粋の関西人ですから…僕が最終チェックをしました。
うん、違和感なし。完璧。
これは渾身の一本ではないだろうか…?
0歳から22年間大阪に住んでナチュラル関西弁をマスターしている僕の目(耳?w)に狂いなんてあるはずがありません( ̄ー ̄)ニヤリ
アドアフィをやっていると何ヶ月かに一回来る、
このCR絶対に当たりだわ…ブルブル(手が震える)
というCRができるんですが、まさに今回のCRがコレでした。
そして、すでに運用して走っていた標準語CRと関西弁CRの結果を比べてみると・・・
・
・
・
▼標準語CR
CPA 7,529円
▼関西弁CR
CPA 5,237円
同じくらいの広告費を消化した段階で、30%ほどCPAを低くする事ができました!今現在もROAS150%くらいをキープしながら回り続けています。
シナリオ内容は一切変えずに、標準語→関西弁に変えただけでこの結果です。
もともと標準語CRでもCPAは合っていたので、このまま更に回し続けようと思っていたのですが、嬉しい誤算でした。
これ、流行りに乗っかって単に気になった事を試してみただけなんですが、やっぱり試したもん勝ちですね。
アドアフィだからこそできる高速PDCA
今回、たまたま「地面師たち」というドラマを観て「もうええでしょう~」という言葉に出会ってそこから生まれたアイデアですが、日常生活の中でヒントはたくさん転がっています。
アドアフィの良いところは、
これ試してみたい!
と思った事をすぐに試して答え合わせができるところです。
アイデアを形にしてどんどん試す事で当たりCRは生まれます。特にTikTokのユーザーは流行りに敏感なところもありますので試す価値は大いにあります。
思い立ったらすぐに実行→検証を人よりも多くやっている人が結果につなげているというシンプルな世界。
それを忘れずにもっともっとトライアンドエラーしていきたいですね。自戒の念を込めて。
またうまくいった事例があれば共有します!
というわけで本日は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ブログ拝見させて頂きました!
勉強になりました。
ありがとうございました
日浦さん、コメントありがとうございます!
参考にしていただけたようで良かったです^^
ぜひトライしてみてくださいね!
やっぱり関西弁ってバズるんですかね?!
昔大阪弁のナビゲーションシステムが一時期流行りましたね!「ほな、次はひだりやで~!」とかだったか?!爆
白井さん、コメントありがとうございます!
そんなカーナビがあったんですね?!笑
所長、ブログ拝見していただきました!
検証結果素敵ですね。
鹿児島勉強会を思い出して
思わずニヤニヤしてしまいました。
ネイティブ関西弁はある意味特殊なスキルですね。
中村さん、コメントありがとうございます!
ネイティブ関西弁は英語並みに需要があるかもしれません…笑